こんにちは。所長です。
先日のブログのコメントを
抜粋してきました。
基本的には、
僕はコメントは見るだけで
返答はしないようにしています。
コメント欄では
書ききれないとか
全部に返答できないとか
実名のコメントには本人と直接話すとか
匿名のコメントは誰かわからないので背景がわからないとか
深夜にコメントされてそれがメールでいちいち通知が来るのがめんどくさいから無視したら無視するなよとか別のブログで文句というか遠回しな愚痴を言われてさらにめんどくさくなったとか
そういうことではなくて、
返さないと決めたからです。
ただ、
お金か?と、言われたので
ここだけはちょっと、
言っておこうと思ったので
返答しておきます。
お金です。
結局というか、
そもそも、
お金がないと始まりません。
お金が、補助金がもらえないなら
施設を運営できません。
国営ではないのでね。
で、
国営にした方が良いという人もいますが、
僕とは違った見方だなと思います。
国営にした方が良いという人は
市役所や区役所でされる
いわゆるお役所仕事を
施設に求めているのでしょうか?
そして、
5年だか6年だか前から
営利団体が障害者福祉施設に
参入できるようになりました。
それ以前は、
社会福祉法人かNPOしか
運営できなかったです。
が、
営利団体が参入できるように
改正されたということは、
当事者・家族・国や国民などが
障害者福祉施設を営利目的で
運営されることに対して、
すでに了解されていると
僕は解釈しています。
ということは
多かれ少なかれ、
お金と福祉を
完全に切り分ける事は出来ず、
そのグラデーションは
どこにでもあるはずです。
お金だけを求めるのであれば、
こんなに効率の悪い業界はありません。
絶対に普通の会社の方が
お金儲けに向いています。
なので、
「結局、お金」ではなく、
「そもそも、お金が前提」です。
社会貢献を目的としておらず、
利己を目的としています。
さらに、
この資本主義社会は
利己を追求することで
豊かになってきた背景は
無視できません。
例えば、
あなたが今使っているスマホは、
社会貢献のために作られたものではなく、
自社の利益を追求する利己によって
生まれた製品です。
インターネットも、Wi-Fiも、
我々の生活を豊かにしている
テクノロジーは
すべてお金儲けという
社長の、従業員の
会社の、株主様の利益を
追求した結果です。
利己を追求するということは
多くの人から評価され、
選ばれるために、
より安く、より質を
高める必要があります。
その結果、
より良い商品やテクノロジー、
サービスが支持され
後世に残っていきます。
だから、
我々の社会はどんどん豊かになった
というのが背景にあります。
ちなみに、
そうやってみんなが利己を求め、
社会が豊かになった結果、
納税額が上がり、
社会福祉として還元されています。
その還元先の一つが
うちのような施設です。
つまり、
利己を追いかける
というのは、
非常に大きな社会貢献です。
さて、
うちの施設に話を戻しますが、
利用者に来てほしい理由は
お金です。
なぜなら、
利用者が施設を必要としているからです。
施設を必要としているなら、
施設はそれにこたえるべく、
お金を集める必要があります。
お金の集め方は
シンプルに利用者を集める事です。
利用者が集まれば
お金が集まります。
お金になるから必要とされているのではなく、
施設を運営するのにはお金が必要。
だから利用者が必要。
という考え方です。
そして、
利用者がたくさんくれば
お金がたくさん入ってきたら
借金を返済できるし、
物品が新しくなったり、
利用者自身の利己になります。
だから、
うちの施設では、
新しい利用者が来ることを
みんなが歓迎しているし、
新規の利用者はいないのか?と、
利用者から職員へ
催促をしてきます。
月がかわると、
必ずと言っていいほど、
黒字だったのか?
赤字だったのか?
ハイライトはなんだったのか?
黒字・赤字の原因は何か?
という事を、
利用者から聞かれます。
僕と利用者は
いわば共同経営者のようなものです。
それは
みんながうちの施設を
必要としているからであり、
職員と利用者が
必要とされる努力を、
やっている結果です。
だから、お金か?
と、言われれば、
お金です。
というのが
僕の答えになります。
コメントをお書きください
そこに愛はあるんかい?? (日曜日, 22 9月 2024 22:19)
コメントに対して丁寧な返信ありがとうございます。
施設運営の根底にある経済的な現実を率直に述べている点は評価できますが、批判すべき点も多くあります。まず、「お金がすべて」という見解は、福祉の本質を損なう危険性があります。利用者のニーズや尊厳を第一に考えるべきなのに、金銭的な観点からしか語られていない印象を受けます。また、営利団体の参入についての説明が薄く、社会的責任を軽視しているように見えます。
利用者を必要とする理由が金銭面に偏っているため、非常に問題があります。「お金が人間関係を生む」との主張は一理あるものの、福祉施設としての使命や価値を軽視している印象を与えます。また、利用者が自分を「役立たず」と感じることに対して、金銭的な側面での解決策を提示するだけでは、根本的な心理的支援には繋がりません。さらに、「周囲に必要とされる人が少ないから」との説明は、責任を利用者に転嫁するものであり、施設側が果たすべき役割を放棄しているように見えます。全体として、もっと深い理解と共感が必要だと感じました。
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