こんにちは。所長です。
おおざっぱに、
通期達成率37%で
良いです。
通所者目標に対しては
今年度も一度も割る事無く
順調にきています。
利用者の内訳としては、
通常利用が60%となっていて
思ったよりもイベント利用が伸びてきているという印象。
4年後には通常利用と
イベント利用が50:50になるかと
そのように思っているので
まあ、まあ、まあ、
といった感じ。
その先の理想は
通常利用が60~70%ぐらい
で、
これがなんで
逆転するかっていうと、
精神障害者福祉へのニーズが
どっかでもう一度、
大きな動きがあると
思っているからです。
大まかに人のニーズというのは、
①安心と安全、信頼から
②便利で豊なものになり、
③最後は、自己実現、社会実現になる。
というのが王道な流れです。
で、現在の精神障害者福祉って
どうなってるかっていうと、
便利で豊かなものに
傾倒していると思っています。
働き方改革で
障害者の社会参加(就労)が盛り込まれ、
法定雇用率の引き上げがされたり、
法定雇用率の算出も
フルタイムで1.0人のみだったのが
ハーフでも0.5人計算が
出来るようになりました。
それから、
就労系の支援も
高工賃+高就労移行率を
求めるような報酬体系へと
重心を動かしつつあります。
ここはいきなりできないので、
ちょっとずつって感じです。
ただ、
そっちの方向へと
進んでいるのは
間違いないなと思います。
それは一般企業の
精神障害者福祉への参画が
解禁され、
報酬改定が
幾度となくされたことを踏まえると、
そっちに向かっているというのは
全体の流れとして
あるのかなと思います。
ところが、
これってちょっとおかしくね?
って思います。
僕には違和感があります。
というのも、
今のZ世代と呼ばれる人たちが
お金ではなく、
自分の時間の為に働くだとか、
僕ら世代のFIREへの動きとか、
旧来の便利さ、豊かさを追求するような
資本主義的な価値観を否定しています。
それがニュースになって
取り上げられるほどに
大きなうねりになっているのに
障害者福祉は逆行しているように感じます。
この違和感というのは
逆行というよりかは、
現代の若者の動き、うねりに対して、
「後れを取っている」という風に
僕は評価しています。
もちろん、
一般就労することや
労働というものに
自己実現を求める流れはあると思います。
ただ、
そこに全員が向かえるか?
って言われたら、
そんなことはないと思っていて、
出来る人はやるけど
出来ない人はどうするんだ?
という問題へのアンサーが
スマイル中山なわけです。
自分がやりたい事をやる。
あるいは、
自分がやりたい事を見つける。
それが実現出来るのは
B型事業所よりも
地域活動支援センターの方が
いけるんじゃないかな?
というのが
僕が考えていることです。
人の価値観が変わるのには
それなりの時間が必要なので、
その時を待つ。
そして、
来たるべき時に向けて
スマイル中山を
選択肢に入れてもらうために
広報やイベント利用を増やしていきたい。
それが僕が所長になってからの
5か年計画です。
だから、
まずは通常利用とイベント利用を50:50
そこから通常利用へ切り替えてもらって
60~70%を目標にしています。
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