こんにちは。所長です。
というわけで、
今日は府中市から視察に来られます。
10時~11時半ごろまでらしいです。
1時間以上はかかるし、
すごく遠いところから
すごく長い時間をかけて
視察に来られるので、
意味のある時間にしたいと思います。
僕の時間も使っているので。
居場所づくりを
府中市の健康推進課の方よりも
先に行っている僕としては、
居場所づくりの難しさを
お伝えできればと思います。
まず、
居場所といっても、
誰にとっての居場所なのか?
という解像度が
めちゃくちゃ低いのではないか?
と、感じています。
例えば、
コロナ禍で失業して
ひきこもりになった人のか、
50~60代で何年引きこもってるのか
それさえわからない人なのか、
言い出したらキリがありません。
そんな中で、
同じ箱にその人たちを集める事が
適切なのだろうか?
と、思います。
それから、
そもそも
上記の例にしても
ニーズがバラバラで
あるいは、
ニーズすらないかもしれない状態で、
どうやって用意した箱に
きてもらうのか?
僕の主観ですが、
ひきこもりというのは
ひきこもれる状態の人特有の状態だと
そのように思います。
親が健在であったり、
資産があったり、
貯金がまだある状態だったり、
そのひきこもれるタイムリミットは
人それぞれですが、
少なくとも、
ひきこもれる状態だということは
変わらないかと思います。
ということは、
ひきこもれるから
ひきこもっている人に
外に出てもらうためには
それなりの理由が必要になります。
その理由というのは
居場所づくりをする人たちが
どんな箱にするのか?
どんなコンテンツを用意するのか?
どんなインセンティブが
そこにはあるのか?
ということが重要になるのではないかと。
だから、
ひきこもりと言っても
いろんな人がいて、
いろんなニーズがあって、
その中から
誰のどんなニーズに応えるのか?
ということを、
解像度を上げて考える必要が
あるのではないかと思います。
例えば、
ひところにアメリカで
ビッグになりたい!
と、言っても
シリコンバレーなのか、
ワシントンなのか、
あるいはハワイなのか
それによって
ビッグになる方法が変わります。
あえて言えば、
どうやってビッグになるのか?
そのビジョンがなければ
前に進まない。
それを話そうじゃないか
と、思っています。
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