こんにちは。所長です。
日本のジェンダーギャップ指数は
118位らしいです。
146ヵ国中118位なので
かなり低いです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed547fbb533278ef6c3b9a9f2cf055fe851f4b06?page=1
ということなんですが、
このジェンダーギャップ指数というのが
なかなかオモシロイので
みんなで見ていきましょう。
まず、
僕が一番オモシロイなと思ったのが
ジェンダーギャップの測定方法です。
これがかなり極端です。
指標が4つしかありません。
少なすぎやしませんかね??
例えばですが、
晩御飯はどっちがいいかで考えてみます。
かつ丼とお寿司を比べる時に
みなさんは何を指標にしますか?
僕なら、
味、値段、カロリー、前日に食べたもの、
お腹の好き具合、お店までの距離、
提供時間、込み具合の予想、、、
などなど、
かつ丼かお寿司のどっちか?
という単純な2択でも
ざっと考えただけで
これだけの指標があります。
それが、
ジェンダーギャップという
きわめて複雑な問題に対して
たったの4つです。
そのうち、
教育分野では日本は72位らしいです。
意外と低いですね。
ちなみに、
教育分野の日本の達成率は
99.3%らしいです。
もう一度言います。
達成率99.3%で72位です。
これ、
いる?
指標として。
99.3%で72位ということは
ほとんどの国で差がないということです。
ちなみに、
医療へのアクセスでは、
97.3%とこちらも高水準ですが
58位でした。
これ、
いる?
こちらも、
ほぼ差がありません。
つまり、
ジェンダーギャップという
きわめて複雑な問題を
実質的には、
政治、経済の2つで測定している。
ということになります。
かつ丼とお寿司を比べる時に、
味と値段だけで決めろと
言われれば、困りませんか?
かつ丼の方が味が好きだし、
値段も安いけど、
むちゃくちゃ混んでて2時間待ちで
しかも昨日の夜もかつ丼だった。
でも、
指標が味と値段だけだから、
かつ丼になりました!!
って、
それでいいの?
良くないですよね?
じゃあ、
ジェンダーギャップの指標が
実質2つしかなくて
この2つさえクリアしていれば
ジェンダーギャップは埋まるの?
それでいいの?
って、思います。
あとは、
そもそもジェンダーギャップって
埋めた方がいいの?
という疑問があります。
フルタイム勤務者の
男女の平均残業時間は
男性の方が女性よりも
1.75倍長く働いています。
当然、残業が増えれば収入が増えるし、
成果物が増えるから昇進の可能性も
あるんじゃない?
ただ、
ここってちょっと微妙じゃない?
女性の残業時間を1.75倍に増やす?
今のご時世で??
いいの?嫌じゃね??
それから、
フルタイムとパートタイムでは
パートタイムの女性の方が
平均寿命が長いです。
幸福度も男性より
女性の方が50年以上高く、
もっとも高いのは
専業主婦です。
次いで、兼業主婦(パート主婦)です。
つまり、
ジェンダーギャップを
埋めるということは、
女性にとって
あまりにも
都合が悪い事が多すぎる。
短絡的に考えれば、
幸福度の低いフルタイムになり、
残業時間も増えて、
プライベートの時間は減り、
平均寿命が下がる。
ただし、
ジェンダーギャップは埋まります。
それの何がいいの?
不幸で平等なのと
幸福で不平等なら
僕は幸福な方がいい。
コメントをお書きください