ホリエモンが学校いかなくていいって言ってた!

こんにちは。所長です。

 

ホリエモンは

学校なんか行かなくたって、

勉強も友達も社会も

ネットやテクノロジーを使って

完結できる。

 

みたいなことを言ってました。

 

僕は半分そうだと思うし、

半分は違うと思います。

 

半分そうだと思う理由として、

そもそもテクノロジーによって

解決できる問題の

ほとんどが時間と距離だからです。

 

教育を受ける側が

解決してほしい問題というのは

ほとんど時間と距離さえ

自由になれば解決します。

 

さて、

誰もが良い教育を受けたいと思うが、

すごい田舎に住んでいるとか

理想の学校が遠い!

みたいな子どもっているんですよ。

 

子どもの頃の選択肢っていうのは

基本的には親に依存するわけで

それっていうのは

あんまり平等ではありません。

 

しかし、

それを平等にすることは不可能なので、

せめて公平にするチャンスっていうのは

テクノロジーの進化によって

解決した方がいいと思っています。

 

 

こういう問題っていうのは

確かにネットを使えば解決できます。

 

ただし、

ここからが僕の考えですが

ほとんどの人は凡人で、

大した成果を残すことなく、

何も成し遂げないままに

人生を歩み、幕を閉じます。

 

そんな人に

テクノロジーでもって

学校に行かないメリットを

活かせるのだろうか。

 

ホリエモンが言っているのは

あくまで優秀な人や

何かを残せるような

ごく一部の人に限るんだと思います。

 

しかし、

実際は、

ほとんどの人は、

何者にもなれない。

 

ホリエモンの良くないところは

間違ったことは言っていないんだけど、

本人が思っている以上に、

その対象者が狭いということ。

 

あんな言い方をすれば

誰もがネットを使って

賢く、効率よく学んだり

交友関係を結べると受け取ってしまう。

 

だけど、

それは凡人向けじゃない。

 

社会というのは

数%の天才のひらめきを

20%くらいの秀才が仕組みにして

残りの凡人が運用する

 

というのが僕が思う縮図です。

 

ホリエモンが言っているのは、

数%の天才と20%程度の秀才に向けた話で

80%近くいるような凡人には

関係のない話です。

 

凡人と聞くと

なんだかつまらない人間のように

聴こえてしまいがちですが、 

世の中は凡人が回していて

凡人が中心となって動かしています。

 

 

さらに、

凡人には天才や秀才にはない

共感という能力があります。

 

共感できるからこそ、

共感してほしい

 

という気持ちになります。

 

それは少数繋がりや

特定の人とだけの交流では

培われないものだと思います。

 

そういったものは、

体型的に、構造的に理解して

言語化することが得意な秀才には

特段必要ないかも知れませんが、

大多数の凡人というのは

それを言語化できないけれど、

感じ取れる、わかる、わかりあえるものです。

 

なので、

僕はほとんどの人は

学校に行った方がいいと思います。

 

ちなみに、

18歳までのIQというものは

11歳までの家庭環境が

最も影響を与えますが、

 

40歳くらいになると、

最も影響を与えるのは遺伝です。

 

なので、

若いころは優秀だったけど

歳を重ねるごとに

だんだん普通の人になる人は

山ほどいるので、

東大に行ける頭脳があるからといって

ずっとトップクラスだとは限らないので

 

やはりほとんどの人は

学校に行った方が無難だと思います。