都市集中型へ逆行

こんにちは。所長です。

 

人口の流れというのは

田舎から都会

これが産業革命後の典型ですね。

 

で、

日本は特にこれが進んでいて、

もっとも使われている

駅のトップは東京が多いです。

(世界的に見て。)

 

ところが、

コロナ禍によって

過密になるリスクに気づいた人が

テクノロジーの発展によって、

田舎でも仕事ができるようになり、

若干衰えていたみたいです。

 

それが最近では

都心に集まっているそうです。

 

まあそれはそう。

 

それはそうなので、

僕ら田舎組はどうするのか。

どう生きるのが正解なのか。

ということを

考えた方がよさそうです。

 

安芸高田市長も言うてましたが

田舎に少数でも人が住んでいると

その人たちに向けて

インフラ整備をしなければなりませんが

もう限界が見えています。

 

なので、

今のうちになるべく

固まってほしいというのが

市政としてあります。

 

予算の限りを尽くしても、

人が少ない過疎地域では

インフラ整備が追い付かなくなるので

住まないでくださいとしか

言いようがありません。

 

 

ひどい事を

言っているように思えますが、

政治とはそういうものです。

 

じゃあ田舎に人を呼び込めばいいのか?

と、いえばそうでもない。

 

中途半端に人が増えたり

中途半端に希望を見せて

それで、

結果は、

はい。ダメでしたー。

となるのが一番よくない。

 

それならいっそ、

もう今から無理だよと言って

諦める。

 

笑顔で没落していく。

これがいいと思っています。

 

思い出してください。

 

急激に人口が増えた

団塊世代の子供世代の

今の40~50代での

生涯未婚率の改善、

出生率の上昇を狙った施策は

ことごとく失敗に終わり、

もはや日本人はもう増えない。

という事実を。

 

一定ラインまで

人口が減った後は

安定するでしょうが、

そこまで行けば

もはや広島でもちょっと田舎に行けば

電車もバスもない時代に逆戻り。

 

だって人がいないから

お金がない。

お金がないから

インフラを維持できない。

だからあきらめるしかない。

 

繰り返しますが、

そうなったら、

笑顔で没落しましょう。

 

みんなで

昔はよかったねって言いながら

BBQの火を見つめる。

そんな日々を過ごそうと思っています。

 

僕らは。

 

ただ、

まだまだ未来があって

将来を諦めたくないし

失うものも

背負っているものも

何もない!

そんな若者は、

田舎を飛び出して都会に行く

これが都市集中へとつながります。

 

 

これを引き留めるのは不可能です。

 

つまり、

僕が言いたいのは、

人口が減ること、

経済が停滞することを

前提として、

幸せや豊かさというものを

再定義する必要があります。

 

人が多くて、

物が多くて、

お金が多い。

 

これが幸せや豊かさだった。

そんな時代は終わりました。

 

これからは

いかにして隣人と

慎ましく、

質素で、

小さな幸せを感じられるか。

 

朝起きて、

乾いた喉を潤す為の

コップ一杯の水に

感謝できるかどうかです。

 

それができれば

みんなが居て、

思い出話に花を咲かせて

BBQが出来るなんて

上等じゃない?

 

これを僕は友愛と呼んでいます。