僕にだって許せないこたぁある!

こんにちは。所長です。

 

今日は僕にだって

許せない事がある

という話をしようと思います。

 

 

最近YouTubeライトとかで

見かけたんですけど、

 

「平成オタクと令和オタクの違い」

 

みたいな解説面白動画。

 

その動画で言ってたのは

平成オタクは見た目でわかるが

令和オタクは見た目では

わからない。

 

というもの。

 

これは違う。

 

どう違うのかを説明します。

オタクは見た目でわかります。

ちゃんとわかります。

 

ちなみに、

平成オタクの僕が許せないのは、

ガンダムThe Originの

アナハイムエレクトロニクス社で

アムロ・レイの親父が

ガンダム開発計画の

プレゼンをするシーンで

アナハイムエレクトロニクス社の

えらい人たちが

スーツを着ている点です。

 

僕はこのシーンを見て、

一回読むのをやめました。

 

しかし、

続きが気になってしまい、

仕方なく読んでアニメも観ました。

 

仕方なく観たというのが、

平成オタクのゆえんです。

 

どういうことかというと、

アナハイムエレクトロニクス社というのは

月に本社を構える

巨大なIT・ロボットの

テクノロジー新興企業なんです。

 

日本で言えば

ホリエモンやひろゆき、

ShowRoomの前田さん、

 

アメリカで言えば

マーカザッカバーグや

スティーブ・ジョブズのような

 

彼らが作ったような企業と

同じような類型だと思ってください。

 

では、

 

彼らが、

スーツを

来ているところを

見たことが

ありますか?

 

ないです。

 

なぜなら彼らは

スーツを着ている人を

バカにしているからです。

 

見た目や形だけの礼儀の為に

機能性のないスーツを着るのを

かっこ悪いと思っているからです。

 

僕もITベンチャー企業に

席を置いていたことがあるので

わかるんですが、

誰一人として着ていません。

100人ほどのオフィスで

スーツを着ていたのは

法務部のおじさんだけです。

 

周囲の人間に媚びたり、

社会の同調圧力に屈する奴は

能力や技術、自信がないような

情けない奴だ。

という空気があるんです。

 

ちなみに、

ガンダムの世界において

月とは中立で特殊な場所なんです。

 

そこのテクノロジー新興企業の人が

地球基準の機能性皆無な

スーツなど、

着るはずがない。

 

それを着せている

というのは、

オタクをバカにしている。

 

そんなものを着るはずがない。

とは、思わないだろうと

そこまで、気づかないだろうと

そう思っていなければ

彼らにスーツなど着せない。

 

そこまでこだわらないということです。

今のオタクにはわかんないでしょ?

ということです。

 

過去の作品は違った。

 

過去のガンダムをふり返って

例を出します。

初代ガンダムの続編の

Zガンダムでは、

振り向くことができるという

特長を持ったZガンダムが

飛行形態に変形できる機構と

振り向くことを両立させるような

機構とデザインが確立できずに、

放送日を迎えたことで、

適当な理屈ではなく、

Zガンダムを第1話から登場させずに

変わりにガンダムMk-2という

”つなぎ”を入れていました。

 

これは、

ガンダムを真剣に観ている人の

気持に応えているし、

なにより作り手の

こだわりがわかります。

 

もう一度言いますが、

ガンダムThe Originの

アナハイムエレクトロニクス社の

重役がスーツなんてあり得ない事なんです。

 

ストーリーは面白いけど、

設定や作画面は適当。

 

動きが滑らかで、

映像が綺麗なら、

今時のオタクは作画が良いとか

面白いとか

そんなことを言うのだろう。

 

だから、

チャラついていて

見た目に時間を使える。

 

だから、

令和オタクは見た目にはわからない。

 

ガンダムでさえも、

浅いのだから。

 

僕は文化というのは

本質的なものは流行らないし

お金を生まないのを

わかっているつもりです。

 

しかし、

ガンダムは、

ガンダムだけは、

ダメでしょうが!!

 

というのが、

僕にだって許せない事です。