野良犬喫茶の第2ステージ

こんにちは。所長です。

 

今年最後の野良犬喫茶は

売上が約3万円

経費が1万2,000円

1.8万円の黒字

 

でした。

 

うん。

 

が、

ここからは第2ステージに

入ったのではないかなぁと

僕は思っています。

 

第1ステージは

何もないところから

一つ一つ作っていく

0⇒1にするステージで

 

第2ステージは

1⇒10にするステージです。

 

具体的には、

これは上手いくいく、

これはダメだな

というのが見えてきたので

いろんなところを

最適化していきます。

 

それから

初期からひっぱってくれている

スタッフがお休みなので

いろいろと見えてきている部分もあって

そこも改善をしていかなければ

いかないのかなぁと思っています。

 

まず、

意識というか

マインドセットを

しっかりしなきゃいけない。

 

例えば

牛乳がなくなって

1週間以上たっていて

おしるこも2週間以上ない。

いつ作ったのか分からない

水出し珈琲がある。

 

ちょっとだけ残った

水出し珈琲が2本あったり、

スプーン1杯分もないような

豆乳が冷蔵庫にあったり、

マグカップが1個ないとか。

 

これの原因というのは

不注意とか

忘れてたとか

そういうことじゃないです。

 

甘えです。

 

誰かがやってくれるだろう

という、誰かへの甘えです。

 

出来るとか

出来ないとか

病気とか障害とか

社会経験だとか

そういう話じゃないです。

 

そもそも

出来ないことは

出来るようになればいいし、

やっても出来ないなら

出来ない自分を認める・許す。

そういうところだと

僕は思っています。

 

が、

誰がどう見ても

ほんのちょっとしか

残っていないような

在庫を放置するのは、

誰も来ない事が分かっていて

椅子に座ってるだけで1時間過ごすのは、

出来る・出来ないの問題じゃない。

 

やる・やらないの問題でもない。

 

単なる逃げです。

 

大変なことや

つらいことから逃げてる。

 

つらいことから

逃げるなとはいいません。

 

むしろ、逃げた方がいい。

 

だけど、

逃げたい、甘えたいなら

野良犬喫茶は

向いてないと思います。

 

なぜなら野良犬喫茶は

職員にコントロールされたところではない。

甘えたり逃げても

許される場所じゃない。

 

自分がやりたくて

一生懸命がんばるところです。

 

だから、

はっきり言って

しんどいです。

 

 

野良犬喫茶は

しんどいです。

大変です。

 

職員さんが何でもやってくれる、

助けてくれるような

そんな保護された聖域とは真逆。

 

路上に横たわった野良犬は

自分たちで生きるしかないんですよ。

 

それがいやなんだったら、

いろんなことを管理して

きちんとコントロールしてくれる

そんな素敵であれこれ手も口も出してくれるような

B型の喫茶やカフェなんていくらでもあるんだから

そっちで誰かに判断をゆだねればいいわけです。

 

うちの面白いところは

自分たちで作り上げていくところです。

 

だからしんどいし、大変。

 

それでも、自分の手で作っていけるのが

唯一楽しいところだと思います。

 

 

現状、そのようになっていない。

 

だから問題だと感じています。

 

誰かがレールを作ってくれたら

それに乗っかるのも良いと思いますが

その続きを自分たちも

きちんと作っていくという

大変な作業に加わる責任があるはずです。

 

少なくとも、野良犬喫茶は工賃を出しているので

そこは最低限求めます。

 

改めてですが

能力や出来る・出来ない、経験の話ではありません。

 

やってみよう!

という前向きな気持ちがあるのか、ないのか。

 

自分でやると決めるのかどうかだけです。