こんにちは。所長です。
広島県が誇る
最推しの市長と言えば、
そうです。
安芸高田市の石丸市長ですね。
その市長と議員とのバトルや
中国新聞とのバトルが
ネットで話題になっています。
そのことが
大学の授業で取り上げられていて
議論になっています。
昨日のブログでも書きましたが、
僕は意見と人格はわけて考えるべきで
市長は市長の議会は議会の考えがあって
それが違っても別にいいと思うし、
敵だと思いません。
で、
石丸市長は
以前より、人口減少は止められない。
という風に話をしています。
これは諦めではなく、
大きな流れの中での
事実とほぼ確実に起こりうる
未来予測です。
努力するとか諦めないとか
きれいごとで片づけない。
リアリストだと思います。
じゃあ、
絶望の中で
延命治療をするのか?
と、言えば
そんなこともなくって
むしろ、
そうしない為に立ち上がっていると
言われていました。
大雑把に言えば、
人口は減るが
関係人口は増やせる
と言っていました。
人口が減ると困るのは、
労働力の低下
街の空洞化
財政難
ぱっと思いつくのは
この3つだと思います。
労働力の低下と
街の空洞化については、
不必要な公共施設や
市の所有物はどんどん減らして
コンパクトシティを作り、
未来型の市にすることで
解決策を模索しています。
その中で、
学校を閉鎖したり
施設への補助金をカットしたり
無印良品を誘致したり
そういったことを進めると
必ずと言っていいほど
議会に否決されます。
ここが議会の
炎上ポイントだったりします。
市長と議会がバトルするのは
当然のこととしても、
代案がなく、
ただただ反対しているように
見えてしまいます。
市長はメディア露出が多くて
ビジョンを語る場も多くあります。
なので、
何を目指しているのか
どうしたいのかが
観ている人に伝わるので
応援が集まりますが
議員にはそれがないので、
なんで反対しているのか
反対した先にどんな未来があるのか。
どんなビジョンを描いているから
反対しているのかが見えてきません。
この辺りはもう少し
整備してほしいものです。
ということで
いろいろ議員さんは炎上しています。
ちなみに、
財政難という点でいけば
議会や中国新聞が炎上すればするほど
安芸高田市の財政は潤うように
ふるさと納税やYouTubeライブの投げ銭
クラウドファンディングなどを使って
関係人口を着実に増やしています。
ここがさすがだなぁと
思ったのが、
まずは信用を稼ぎ、
明確な敵を作り、
若干負けている、
劣勢を演出してから、
マネタイズポイントを持ってくる
というのが王道なわけですが
それが見事にぴったりはまっています。
例えるなら、
悪代官さんが悪いことして
民を困らせていて
泣きっ面に蜂がさしたところで
黄門様が印籠を出す。
みたいな感じです。
この印籠というのは、
炎上させている人や
切り抜き動画、
まとめサイトを作ったり、
投げ銭をしたり
クラファンをやる人が
参加型の水戸黄門というわけです。
が、
これにはもちろん弱点があって
悪代官様役の議会や
中国新聞がクリーンになっちゃったら
どうするの?っていう問題です。
日本人の正義というのは、
悪をただすというのが強くて
本質的な正義というのは
あまり見かけません。
私人逮捕系ユーチューバーが
続々逮捕されていますが、、、
彼らのエンタメの構図としては
水戸黄門なわけです。
①悪い事するやつがいる
②正義を語りやっつける
③観てる人が気持ちいい
これです。
これは安芸高田市の市長VS議会、中国新聞でも、
私人逮捕ユーチューバーVS犯罪者でも、
構図は全く同じです。
ただ、
1個だけ大丈夫?って心配なのが、
日本人にとっての正義というものが
どうしても悪を懲らしめる
ということの意味合いが強いので
悪でいてもらわないといけないわけです。
あと、
市長が頑張っても
議会が変わらない様子を見て
若者が政治に興味を失ったり
絶望したりっていうのは
YouTubeに載っていましたが
それとこれとは別。
教育の問題だと僕は思います。
それはまた別の機会にでも
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