夏を制する者が

こんにちは。所長です。

 

夏を制する者が

受験を制す。

 

という格言があります。

 

特に中学受験に関しては

これで間違いないと言われています。

 

塾の夏期講習というのは、

塾の売上の半分くらいを

占めているのも納得です。

 

さて、

中学受験というのは

親の経済力によって戦うと

言われています。

 

塾代は非常に高いし、

受験に成功した後は

私立中学と私立高校に行って

最終的には、

弁護士や医者、法律家や政治家を

目指す方が一般的でしょう。

 

そうなると、

普通の公立中学・高校・大学から

就職する人に比べて

長期的にものすごく

お金がかかります。

 

日本の法学部に通っても

弁護士や裁判官にはなれません。

ロースクールに通わなければなりません。

 

あ、ちなみに今回は

 

法学部の話がしたいわけでも、

親ガチャの話でもないですし、

中学受験は親のエゴか?

とか、

そういった話でもないです。

 

中学受験の特番?みたいなやつがあって

それをYouTubeでみたんですが

すごかったです。

 

何がすごかったかと言えば、

合格発表です。

 

ちなみに、

僕が見た限りでは、

いまだに紙でやってるんですね。

 

横2メートルで

縦1.5メートルくらいの

大きな紙に

数字が沢山書いてあります。

 

それが数枚張ってあって

掲示板に張り出されています。

 

そこに数か所だけ

赤い丸がしてあって

なにかな?と、思ったら

その数か所だけ赤丸がある人が

合格者でした。

 

僕が観たのは

250人の枠に2,600人が受験してました。

 

そりゃそうなるわと。

 

で、

僕がわざわざブログにしたかったのは、

インタビュアーが

なんで合格できたんだと思いますか?

っていう質問に対して、

合格者は口々に

 

知らん。わからん。

 

と、ぶっきらぼうに言います。

 

すごくないですか?

 

僕はうっかり

泣きそうになりました。笑

 

いやだって、

合格できた理由なんて

1個しかなくって

頑張って勉強したから。

 

これにつきます。

 

夏休みにみんなが遊んでるのを

横目にしながら

朝早くから

夜遅くまで

孤独に頑張ったから。

 

それだけ。

 

だけど、

知らん。わからん。

 

と、ぶっきらぼうにいいます。

 

なぜか?

 

横で泣いている子がいるからです。

悔し涙を浮かべてる子の横で

合格したような子は

誰も喜ばないんです。

 

12歳ですよ?

 

夏を捨てて、

いやいや、、、

それだけじゃないはずで、

普段の土日も捨てて

ゲームもテレビも見ずに、

友達とも遊ばなくなったでしょう。

 

いろんなものを受験に捧げて

戦って、勝ち得たのに

 

敗れたものの前では

決してはしゃがない。

喜ばない。

勝ち誇らない。

 

すごくないですか?

 

なんでこれができるかっていうと

多分、親のしつけだと思います。

 

しつけとは、

躾と漢字では書きます。

 

身を美しくすると書きます。

 

1日10時間以上も

机に座って勉強する為には

きちんと座って、

人の言うことをちゃんときいて、

いろんなことを我慢できる。

 

そんなしつけが

きちんと施されていなければ

よほどの神童でなければ

合格できないわけです。

 

中学受験には

親のエゴだとか

教育ママの虐待だとか

親ガチャだとか

いろんなことが議論さています。

 

しかし、

そういったことの

すべてが他人が騒いでいるだけの

些末な事のように感じます。

 

それだけ、

難関校を受験し、

合格できた子どもたちの

優れた人格には感動します。

 

中学受験を控えた

小学生の子どもたちに

メッセージを残そうと

思いますが、

たぶん観てないのでやめます。

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コメント: 2
  • #1

    新井美保子 (水曜日, 06 12月 2023 10:47)

    思いやりのある子ですね。インタビュー受けた子。やはり親の躾は大事ですね。還暦近くなって実感していますよ。我が身が恥ずかしい事ありますしねー。反対にいい躾をしてくれたなぁと実感する時もあります。うちは商売してたし、きょうだい4人だから、ガチャガチャ騒がしく育てられましたね。お客さんという立場の人が常にいる家庭でしたから、そこらの挨拶や人に対する常識は身につきました。もし私に思いやりという部分があるなら、あのガチャガチャ騒がしく育てられたおかげかと今は思って両親に感謝してますね。

  • #2

    所長 (水曜日, 06 12月 2023 10:56)

    そうなんですよ!すっごい思いやるのある素敵な子でした。
    子どもの頃に身についたものって離れないですね!