寒い日の掃除

こんにちは。所長です。

 

昨日の朝礼で言われたので

ここでも説明しようと思います。

 

掃除についてです。

 

先月までの掃除というのは、

朝礼でそれぞれが掃除をしたい箇所を

選べるという方式でした。

 

学校じゃないので、

持ち回り制にはしません。

自分の体調や

早退するとか遅れて来るとか

個人の事情に合わせた方が良いだろう

という考えがありました。

 

で、

その箇所がたくさんあって、

以下の通りでした。

 

日誌

掃除機1~4

第1の2Fの掃除機

トイレ1~4

玄関1~2

玄関2~4

階段1~2

階段3~4

喫煙室

灰皿

ゴミ

台所

洗濯

2Fの戸締り確認

 

こんな感じでした。

 

多いです。

なので、

やらない箇所が出てきたり

1人が複数箇所しないと

全部出来ない状態でした。

 

そして、

いつも掃除で残るのは

掃除機1、2

トイレでした。

 

が、

掃除には2種類あって

①保健衛生上した方がいい

②綺麗な方が気持ちがいい

 

で、

掃除機1、2はご飯を食べるところだし

トイレはいわずもがなで。

 

というわけで、

同じ掃除でも意味合いが違うわけです。

 

今月からは

掃除の箇所を減らして

保健衛生上の観点から

優先度が高い箇所に焦点を当てて

綺麗な方が気持ちがいい方は

いったんやらなくて良いとしました。

 

もちろん、

玄関が綺麗な方がいいに決まってます。

ですが、

玄関が綺麗でトイレが汚いよりは

玄関が汚くても

トイレが保健衛生上問題なく、

ご飯を食べる部屋の掃除機は

いつも誰かがちゃんとしてる方が良い。

 

綺麗な方が良い場所は、

トイレが綺麗であることが前提だと

そういう話です。

 

それからこれはまあ

あくまで蛇足ですが、

プラトンが提唱した

国家論というのがあって、

割としっくりくるので紹介します。

 

良い国家というのは

良い国民によってのみ

運営されているべきだ

 

みたいなことです。

 

これを置き換えると、

 

居心地が良い施設にしたいなら、

それができる利用者であるべき。

 

ということです。

 

寒い日に掃除をするのは

誰だっていやだけども

その嫌な事をすることで

良い状態のスマイルが

保たれているわけです。

 

良い状態というのは、

もちろん衛生上問題がなく、

さらに綺麗な方が気持ちがいい場所が

綺麗になっている状態です。

 

さらにいえば、

その綺麗な状態というのは

一部の人の善意に乗っかって

綺麗な状態になっていたのでは、

それは本当に良い状態なのかと

そういう疑問を投げかけたわけです。