夕食会のお話

こんにちは。所長です。

 

さて、今日は第2回となりました

水曜日の夕食会です。

 

前回は1人だけで、

超豪華にほくほくさせてもらいました。

 

少しずつ浸透しているのか、

参加者が少しずつ増えてる状況です。

 

このまま定着できればいいなと

思っています。

 

さて、

このような活動をいくつかやってきて、

もうほぼこれが答だなと

思えるようなことがわかってきました。

 

ずばり、

本質的なことは難易度が高い

ということです。

 

あくまで仮説ではありましたが、

徐々に正解っぽいなっていうのが

見えてきました。

 

例えば、

5月に行ったおとな食堂ですが、

本質からずれているというご指摘や

他府県からの謎のお怒り電話や

SNS・メール等での謎のお怒りなど

たくさんもらいました。

 

本質からずれているというのを

具体的に言い方だと

障害者で利益を得ようとするな!

生活困窮者に絞って運営しろ!

地域限定にするな!

障害者だけなんておかしいだろ!

 

といった具合でした。

 

 

まあ確かに、

本質的な事を言えば

そういかもしれません。

 

しかし、

それを、

そのように仰せの

ご自身で実現できていない。

 

という現実を鑑みるに

 

本質的な事と

実現可能な事の間には

ちょっと溝があるように

僕は思えるわけです。

 

その溝を埋めるためには

本質的でない事を

間に挟むのがいいんじゃないかなと

僕は思っています。

 

例えば、

夕食会では食べたいもので

なおかつ出来立てが

無料で食べられる!

 

という触れ込みですが、

その先には温かくて

栄養のあるご飯を

誰かと一緒に食べらえる。

という特典があります。

 

しかし、

それらを全面に押し出すと

まるで一人で冷たい美味しくもない

栄養の偏りがあるご飯を食べている。

そういった人が対象です。

 

みたいになっちゃうわけで、

そうなると、

こども食堂で言われている、

本当に困っている世帯には

案外届きにくい問題が発生します。

 

あと、そういうのって

シンプルに面白そうじゃないなと

僕なら思っちゃう。

 

だから夕食会は

あえてポップでライトに、

イベント的に、

みんなで飯くおーぜ

ってノリで集まってます。

 

そしたら、

出来立てで栄養のあるご飯を

みんなで笑って食べられる。

 

食事は心の栄養にもなる

 

そんなことが実現できているわけです。