寄附についてのご指摘を頂きました

こんにちは。所長です。

 

昨日の理事会で

寄附についてのご指摘を頂きました。

 

支援をしたいという方からの

寄附を今はお断りしています。

 

それらは以前は、

スマイル中山を支える会に

寄附という形をとっておりました。

 

が、

僕が理事長になってからは

基本的にはお断りをしています。

 

というのも、

寄附という形で金銭的な支援よりも

僕たちは望んでいません。

 

我々が求めている支援は

地域で我々や活動を理解してくださったり

良い噂を流してもらったり(笑)

なにより普段から、日常的に、

対等な関わりや普通の関係です。

 

寄附という形で

お金を受け取ってしまうと

どうしてもそれがかないません。

 

そういった事情で

お気持ちはありがたいのですが

お断りをしています。

 

ただ、

それならそのお気持ちを

無下にするのか？

 

と、言われれば

そんなつもりはありません。

 

野良犬喫茶では

様々な応援プランを用意しています。

そちらでと、お願いをしています。

 

運営費や支える会への寄付よりも

自主活動費にお金が入る方が

僕らとして嬉しいのです。

 

例えば、

運営費に1万円寄附をいただいても

それは1万円にしかなりません。

消費されるお金になります。

 

しかし、

自主活動費に1万円寄附を頂ければ、

それは喫茶の資金やコミュニティナースの

活動資金となります。

それが新たな利用者や地域交流の

呼び水となることを期待しています。

 

つまり、

消費される1万円を

資本にできる1万円にしたい。

 

ということです。

 

それは同時に経営者的な判断だね

というご指摘もいただきました。

 

株式会社ならそれでも良いでしょう。

 

が、

NPO法人であれば

その益というのは公共福祉に使うものだし

こういった経営判断というのは

しばしば人の心を冷めさせるのもわかります。

 

わかったうえで、

それが出来ないほどの

経営状況であること。

 

それから、

そこをうまく回せない程度の

理事長としての手腕しかないのは

なんとも恥ずかしく思います。

 

さてさて、

しかしまあまあ、

恥ずかしい思いというのは

困ったものです。

 

これでは

1円も損をしない。