京都の生活保護に関するデモに違和感…

こんにちは。所長です。

 

お前だけだよって

言われそうですが、、、

 

生存権を訴えたデモで

たまには、

うなぎが食べたいぞ

旅行いきたいぞ

 

というのが

どうにも違和感がありました。

 

いやね?

うなぎってさ

普通、夏に食べない?

 

あんまり秋~冬のイメージない。

 

で、

ネットで調べてみたら

うなぎ(天然)の美味しい時期は

10月~12月らしいです。

 

知ってました?

 

僕は知らなかったです。笑

 

高くて美味しい

天然のうなぎを

食べたことがある人や

普段から食べてる人が

この時期にうなぎが食べたい。

 

っていう発想ならわかるけど、

庶民の感覚と違うなぁと。

 

それから、

デモが行われた

10月19日の京都の気温は

日中の最高気温が15℃で

とてもじゃないけど、

うなぎって気分じゃない。

 

京都って結構寒いので。

 

それなら、

たまには蟹も食べたいぞ

だったらわかる。

 

みんなが

蟹鍋とか蟹しゃぶを食べてて

それを見て俺たちだって

たまには食べたいぞ!

 

これならわかる。

京都のグルメで調べたら

蟹ってすぐ出てきますし。

 

が、

あんな寒い時期に

庶民的じゃない天然うなぎって

 

誰がどう考えても

共感できない。

 

意図的に炎上させてる

っていう風にしか見えないんだけど、

その意図に違和感を感じます。

 

もちろん、炎上することで

認知度はあがりますが、

信用は下がります。

 

京都だけでどうこうって

わけではないだろうから

これで全国の生活保護受給者の

団体や生存権を保護する団体に

飛び火して大きなうねりにしたいなら、

このやり方は悪手である。

 

もちろん、

生活保護費の引き下げに対して

違憲だとする裁判が今年になって

出てきているので

タイミングとしては

悪くないのかなぁと思います。

 

が、

目的に対するやり方が

どうにも妥当性がないなぁと

思います。

 

普通に考えれば、

生存権の侵害を訴えているわけですから

最終目的は保護費の引き上げになります。

 

が、

うなぎ・旅行・おしゃれというのは

どうにも宣伝効果を考えると

妥当性に欠けるかと。

 

みたいに思ってましたが、

そもそも生活保護って

半分以上の人が高齢者です。

 

一般的なイメージからすれば

休職中の人とか

生活困窮者、障害者、病気とか

そう思われがちですが

それは全体から見れば少数ですね。

 

ちなみに、

年金って40年くらい払っておくと

月に6万くらいもらえますが、

生活保護なら10万以上なので

そっちの方がお得です。

 

で、

そこが対象だと考えると

うなぎ・おしゃれ・旅行ってのが

刺さるんじゃないかなと

思ったりもします。

 

生活困窮者・障害者・求職者などなど

一般的なイメージのある

生活保護受給者って

天然の高いうなぎを

10月~12月に食べるってイメージは

たぶん、持ってない。

 

デモのチラシに記載する文言として

蟹の方がいいだろって意見は

多分出ると思う。

 

それが出なかった

もしくは、うなぎだな!って

賛同が得られたのは

高齢者層からの共感を狙ったのかなと

思えばうなぎで妥当かも知れません。

 

うなぎって活力とか出そうだし。

 

そうやって考えると

たまにはうなぎが食べたいっていうのは

妥当性があるなぁと思います。