NPO法人へのふるさと納税寄附

こんにちは。所長です。

 

ふるさと納税を広島市に行い、

そのうえで指定のNPO法人に

寄附ができるという制度が

スタートするそうです。

 

なるほどなるほど。

 

これはまた

おっかないのがはじまりますね。

 

というわけで

今日はなにがどうおっかないのかを

説明しようと思います。

 

まず、

今の時代の経済というのは

信用経済と呼ばれています。

 

その以前は貨幣経済と言って、

現金や預金残高が高い人が

経済的に潤っている。

という経済でした。

 

ところが、

現在では通帳に入っているお金には

さしあたって意味はなくなりました。

 

これにはいろんな要因がありますが、

多くはクラウドファンディングやNFT、

SNSでのフォロワーなど

個人の信用度を可視化できてしまう

テクノロジーが広まったことが大きいです。

 

テレビによく出演しているタレントさんが

おもむろにYouTubeをはじめても

全然登録者数がいない。

なんてことありますよね?

 

そのタレントさんはテレビ出演で

めっちゃお金もらってても、

それは今日の自分を切り売りしているだけで

明日は明日で頑張らないといけません。

 

世の中は残酷で、

過去の栄光だけでは

1円もお金を生み出せません。

 

 

そんなタレントさんは

一度不倫をしちゃったり、

当て逃げ事件をおこしちぇば

終わりです。

 

今、お金を稼いでいても

信用を稼いでいなければ

あっという間に終わります。

 

別の例えでいくと

100万円の現金と

SNSで100万人のフォロワーと

どちらに価値があるのかは

もう明らかですよね。

 

ただ、これが10年前だったら

誰だって100万円が

欲しいと思ったはずです。

 

でも、今の時代で

100万円が欲しい人って

そうそういません。

 

時代は変わりました。

 

これはつまり、

貨幣よりも信用の方が

経済的に豊かになれる力がある

時代なんだということです。

 

これを信用経済と呼びます。

 

 

じゃあ、

NPO法人への支援金制度の

なにがおっかないか?

と、言われれば

 

我々、NPO法人が

これまで稼いできた信用が

可視化されることになります。

 

つまり、

自分たちの立ち位置がどこにあるのか

それがはっきりしちゃうということです。

 

①信用が高い+認知度が高い

②信用が高い+認知度が低い

③信用が低い+認知度が高い

④信用が低い+認知度が低い

 

この上記のどれかになるわけです。

①ならいいですが、

③だったらつらいですね。

 

そうなんです。

④ならまだ、認知度が低いからって

自分に言い訳がたつんですが

③なら言い訳がたたないんです。

 

なので、

そんなものは必要ない!とか

めんどくさい!とか

ようわからん!とか

 

なんだかんだ

自分が傷つかない言い訳をして

申し込まない。

 

という逃げ道があります。

 

というより、

そうするしかないのです。

大人はみんな恥をかきたくないんだ。

これがみんな怖いんです。

 

しかしそれは

イソップ童話に出てくる

酸っぱいブドウの木ですね。

 

それに、

寄附が必要ないと言うには

それなりに勇気が必要です。

 

後ろにも前にも進めない。

 

そんな法人が多いと思っています。

 

スマイルはどうなのか?

と、言われれば

うちはしません。

 

理由は大きく分けて2つ。

 

1つ目、

寄附というものの中で

ふるさと納税は効率が悪い。

なので、ふるさと納税するくらいなら

おいしい牛肉とかお米でも買って

浮いたお金で直接寄付をもらったほうが

お互いに良い。

 

2つ目、

他人からの施しはいらない。

 

そんなはねっ帰りの野良犬。

それが僕たちだからです。

 

目の前のお金よりも

自分たちの哲学が大事。

 

 

そうして、

地べたで泥水をすするわけですが

これが僕たちの生き方