おとな食堂休止について

こんにちは。所長です。

 

はい。休止します。

いろいろ考えたんですが、

7月22日を最終日として、

8月以降は休止します。

 

何か、妙案・対策があれば

再開する可能性はあります。

 

活動再開は未定です。

申し訳ないです。

 

それに至った経緯と、

スマイルとして今後どうするのか?

みたいなことを話そうと思います。

 

まず、休止に至った経緯としては

このままいくと赤字が濃厚で、

それを回避する策が

まだない為です。

 

 

いったん、おとな食堂をおさらいしてから

赤字になった経緯をご説明します。

 

 

おとな食堂とは

 

土日に1時間くらい

みんなでビュッフェを

楽しんでもらおうという活動です。

 

そうすることで、

広島市と府中町から

利用人数に応じた補助金がもらえます。

 

それで、

うちは黒字になって

利用者は楽しめてお腹いっぱいになれて

生活困窮者はご飯が食べれて

引きこもり、行き場のない人、

独居の人、一人でつまらんなーと思ってる人は

行き場をゲットできる。

 

そんな活動でした。

 

利用者の大半は

平日はどこかの事業所に通っていて

土日だけスマイルに来るわけです。

 

 

で、赤字になる理由を説明します。

 

平日の事業所と土日のスマイルを

併用しても問題ないか?

利用日数が最大で31日(併用の合算)

になるが問題ないか?

 

ということを

広島市と府中町の役場の人に確認をしました。

5月ごろでした。

どちらも問題なしと

その日中に許可をもらっています。

 

が、7月に入ってから

府中町からそれはダメだと言われました。

 

事前に確認も許可もとってると

伝えましたが、

それはスマイル側が勘違いしたんだろう。

ということで、

勘違いするような言い方をして

申し訳なかったと言われました。

 

ダメなものはダメ。

とのこと。

 

それから、1日1時間の利用についても

午前中しか利用時間がないのだから

1時間の利用でも問題なかったのですが、

府中町からダメだと言われました。

 

前任所長が広島市と府中町に確認し、

広島市から2年に1回、

監査をうけていています。

全員の通所簿を確認してもらっていますが、

問題なし。今までずっと。

 

が、

ダメなものはダメ。

とのこと。

 

府中町に許可は取っていると

確認したが、

「証拠はあるんですか?」

と、言われてしまって

ゲームセット!

 

今後、府中町役場の人と

対面・電話でのやりとりは一切禁止。

証拠が残るメールかFAXか郵送のみとします。

 

別に府中町の方が悪いとは思いません。

要綱にそった解釈です。

 

と、

いうわけで

おとな食堂の利用者の半数以上を

府中町に依存している現在では、

このまま継続するのはかなり厳しいです。

 

これが赤字に至った経緯です。

 

休止にしたのにはもう一つ理由があって、

グループホームの管理人さんに迷惑がかかる。

 

という点です。

 

グループホームにいる方を

迎えに行くとクレームが入るそうです。

 

グループホームの人だけじゃなくて

地域に目を向けろと。

本当に困っている人を対象にしないと、

本来の趣旨に反するのでは?と。

 

まあ

いろいろだそうです。

 

管理人さんは、

困っていない人でも来てくれることで、

活動を続けられることは

わかってくれています。

 

また、

ある程度の枠組みがないと

本当に困っている人や

独居の人、引きこもりの人、

ネグレクトの人とか

なかなか支援が届きにくい、

どこかに相談しにくい人が

いざ利用しようと思っても

なかなか難しいということもわかってくれています。

 

しかし、

クレームがくるのだそうです。

 

迷惑はかけられない。

 

僕も今までで一番言われたのは

生活困窮支援をするなら

本当に困っている人だけにしろよ

ということでした。

 

これが一番言われました。

 

 

ただ、

 

金が尽きると

支援が尽きる

 

 

そう説明しても

なかなかわかってもらえない。

それが現状であり、

僕の限界です。

 

というわけで、

今後については

当面の間、おとな食堂は休止します。

残念でなりません。

 

生活困窮・物価高騰支援は

クレームを出した人に頼みましょう。

 

スマイルはというと、

土曜日は毎週開所します。

 

理由は大きく3つあります。

 

1つ目、

広島市の人限定にすれば、

僕とうちの奥さん(ボランティア)の

手を借りれば出来る。

 

2つ目、

困っている人が、

どこかでこの活動を知った時に

扉を叩けるように継続する。

いつになるかわからないし、

そもそも誰も来ないかもしれない。

だけど、自分がいってもいい場所がある。

居場所がある。

それを知ることができた、実感できた。

それだけでいい。

それが重要なんです。

 

3つ目、

喫茶を同時にやれば、

平日が仕事の方も来れる。

 

以上です。

 

なので、

普段スマイルを利用してる方からすれば、

毎週末の土日じゃなくて、

土曜日だけになった。ちょっとガッカリ。

だけど喫茶がある。

 

といった感じです。