岐路

こんにちは。所長です。

 

昨日、正式に府中町の人から

おとな食堂での1時間利用は

請求として認められないと言われました。

 

前任所長が1時間でも請求できると

確認しているし、

今までもそうしてきた。

 

しかし、

証拠はあるのか?と言われ

なかった。

いや、あったとしても

要綱にそって言えばダメだと言われました。

 

まあ、わかっていました。

今更ちゃぶ台をひっくり返すようなことを

言い出すのはわかっていました。

 

チラシには1時間と記載していて、

1時間と伝えています。

1時間の利用でレクリエーション費として

ビュッフェをしてもいいと言われました。

 

 

しかし、そんなことは全部どうでもいいんです。

 

納得させる義務がないので、

要綱にそってダメだと言うだけ。

 

そういわれると

こちらはもうあきらめるしかありません。

 

それから、

グループホームの管理人さんに

状況報告をしました。

 

そしたら、

グループホームの前での送迎は

やめられないか?と、言われました。

 

コンビニとかバス停とか

無理かな?と。

 

管理人さんいわく、

おとな食堂の活動は

生活困窮者支援や物価高騰支援を

掲げているにも関わらず、

グループホームの方ばかりを対象にしている。

困ってない人ばかりじゃないか、と。

もっと地域に目を向けろよ、と。

もっと困っている人を助けないと、

活動の趣旨に反するのではないか?

というクレームが管理人さんに入ったそうです。

 

すごいな

 

と、率直に思いました。

 

ぜったいに自分で汗をかかない。

そういう人って

こういうことを考えるんだ。

 

そう思いました。

 

じゃあ、その本当に困っている人って

どこの誰?

どこにいるの?

どうやったら利用してくれるの?

そういう人だけを対象にしたら、

ちゃんと集まるの?

1開催あたり、9人集まるの?

集まらなきゃ赤字だよ?

 

無理でしょ

 

立ち上げのときから

そこまでは無理だよ

 

 

 

前も言いましたが、

飛行機でニューヨークに行こうと思ったら

40万円かかります。

 

でも、本当は40万円ではいけません。

じゃあなぜ40万円でいけるのかといえば

高いお金を払ってる人がいて、

その人たちからの利益があるから

赤字覚悟で最安値40万円なんです。

 

全員を一律の値段にしたら

高くてニューヨークに行けない人が

出てきちゃうんです。

 

身近な話をすれば

たまごの安売りは

他の商品がちょっとだけ高かったりします。

だからたまごが安く買えます。

 

おとな食堂では、

お金に困ってないし、

体調も安定している人がきます。

その人たちが来てくれた分の

補助金があるから、

本当にお金に困っていたり、

毎週顔を出すのが難しい人が、

たまにしか来れない人が、

おとな食堂を利用できる財源になるんです。

 

引きこもっている人、

独居の人、

なかなか外とのつながりがない人、

そういった人がいるのは

わかってます。

 

でも、そういう人だけを対象にすると

運営できない。

 

 

なんでわからない?

 

 

まずは、グループホームの管理人さんに

迷惑が掛からないようにしないといけない。