ちむどんどん反省会

こんにちは。所長です。

 

大丈夫です。

2023年です。間違えてません。

 

去年の今頃はちむどんどんを見てたなぁと

もう1年たつのかぁと思います。

 

夏が来るとちむどんどんを

思い出します。(まだ6月だけど)

 

そこで、

僕が思い出に残っているシーンを

紹介するので、みなさなんも

懐かしい気持ちを一緒に。

 

2つご紹介します。

 

まずはなんといってもこれ!

 

東京から沖縄文化の研究のために

沖縄にやってきた親子と

主人公の沖縄家族がレストランに行く話。

 

この話は沖縄家族がレストランにはじめていって

美味しいご飯をみんなで食べる。

 

そして信子(当時小学生)の

将来の夢に大きな影響を与える大事なシーンです。

 

その中でもみなさんと共有したいのは、

スープの食べ方です。

 

東京親子は普通に食べてますが、

沖縄家族はスプーンを置くから手前にすくって

そのままパクリ!みたいな飲み方をしています。

 

そのことを東京親子は

あえて指摘するような野暮なことはしないし

周りの客も誰も気にせず。

みんなそれぞれの食事を楽しんでいます。

 

これはもう現代人のハートに

グサリ!!と、刺さったと思います。

 

要するに、

彼らは食事のマナー(笑)だとか

お作法(笑)だとかお上品さ(笑)

周囲の目(笑)、カースト(ワラワラ)的な事。

 

そんなものには縛られずに

目の前の食事(=人生)を

思う存分楽しんでいるよ!と、

 

そこに同席している人たちも

周りの人達も

とやかく言うような野暮なことはせずに

自分らしく生きる人たちと

一緒にそれぞれの人生を歩んでいるよ

 

あなたはどうだい?

 

っていうことなんです。

 

周りの目が気になって

自分らしい人生送れてないんじゃないの?

身の丈に合った人生を

自分の意思で歩んでいる人が

うらやましい?腹立たしい?

 

でもそんなの関係ないでしょ!

 

っていうことなんです。

 

めちゃくちゃ刺さりました。

 

ちなみに、それからだいぶ先にはなりますが

信子はイタリアンレストランで修行します。

そして気がついたらスプーンを

ちゃんと縦向きにしてスープを飲んだり、

味見をしています。

 

誰かに指摘されるシーンや

テーブルマナーを指導されるシーンはありません。

このことが特別話題になることもありません。

 

 

はい。次です。

 

物語はすすんで、

沖縄家族の末っ子の信子は

高校卒業後、上京します。

 

そこで最初に向かったのが

先に上京した友達(さなえ)と

再会してのイタリアンレストランです。

 

友達のさなえは東京にかぶれていて

標準語を教えてきたり、

服装とか割と染まってて

それを自慢していました。

嫌味な感じはなく、

むしろほほえましく思います。

 

二人でキャッキャッしながら

レストランにつくと、

ウェイターさんから

ご予約のお客様ですか?と、聞かれ

とっさに

「はい!さなえです!」と、答えます。

 

このシーンにぐっとくるわけです。

 

東京に憧れがあっていくわけですが、

たった一人で沖縄の小さな村から行った彼女は

楽しみ半分、不安半分といったところか。

 

それでも東京を全力で楽しんで、

一生懸命、東京という環境に馴染もうと

彼女なりに努力したのでしょう。

 

しかし、

昔馴染みに友達と再会して

慣れないイタリアンレストランで

とっさに話しかけられたら

沖縄時代の「さなえ」が出てきちゃった

というわけです。

 

田舎に住んでいる人は分かると思いますが、

田舎では名字でお互いを呼ぶことは

あまりないです。

 

特に沖縄の小さな村という設定ですから、

名字の数は多様化されておらず

同じ苗字の人がたくさんいる。

兄弟が同じ教室で勉強する。

そんなことが当たり前なので、

普通、お互いのことを下の名前で呼びます。

 

さなえは東京で

その違いに面食らったことでしょう。笑

 

みなさんもそういう経験ありませんか?

 

僕は大学生の時に

1人で大阪にいったわけですが

荷物が届くよりも早くいったので

布団がなかったです。。

 

なので、仕方なくカーテンにくるまりましたが

初めての一人暮らしで

まだ18歳の僕にとって

3月の夜は寒く心細かったです。

 

それから、

就職して北海道に飛ばされたときは

ココ壱番屋の看板を見て

涙がこぼれそうになりました。笑

 

そんな経験ってみなさんにも

多かれ少なかれあると思います。

 

そういうシーンを、

さりげなく出してくるのがよかったです。

 

ただ、何の説明もないので

刺さる人には刺さるけど

そうでない人は

そんなシーンあった?ってなります。

 

なので、DVD買うとか

再放送を待つとかして

みんなで新しい発見をしたいなと

思いました。

 

それではまた来年、

ちむどんどん反省会でお会いしましょう。