スピードで解決

こんにちは。所長です。

 

先日のおとな食堂で

新たに4人の職員が増えました。

 

が、

一人辞めたいんですが…

という相談があったので

その電話をうけてから

1秒で辞める事を

受け付けました。

 

それから前もって準備していた

求人を公開して

昨日のうちに応募が1件ありました。

 

それから日曜日は

送迎担当の人の奥さんに

確認してもらっています。

大丈夫だったら場合、

日曜日のシフトが埋まる。

 

土曜日は今まで通り平日の職員と

所長が交代で出勤すれば問題ない。

 

たくさんの問題は出るだろうけど

スピードがあればたいてい解決できる

 

むしろ、

だらだら引っ張って

8月とか9月とか

中途半端に続けられるぐらいなら

1秒でも早く辞めてもらって

1秒でも早く次の事に着手した方が

100倍良いのは言うまでもない。

 

来週の火曜日あたりを目途に

新しい人が見つからなかったら

求人を取り下げる方向でいきます。

 

スピード重視でいくには

理由があって

僕らNPO法人は

 

ベテランや古参ではなく

もはや新参者です。初心者です。

 

 

 

そんな僕たちに残された手段は

スピードしかないんです。

 

思いついたらすぐ始める

ダメだと思ったら

すぐごめんなさいして辞める。

 

もうそれだけ

 

誰もやりたくないけど

誰でも出来る事を

とにかく一生懸命頑張るしかない。

 

それから

スピードは一瞬の瞬発力

だけでは出せません。

 

立川談志さんのたとえ話をします。

彼は生前、非常に厳しい落語家で

お客さんが変なタイミングで笑ったり

眠そうにしたりしたら

もう終いにして帰っちゃうような人でした。

 

そんな彼の得意な落語のなかで

寝てる旦那さんを

奥さんが

「おまえさん、お客さんだよ」

と言って来客があったので

旦那さんを起こすシーンがあります。

 

そこのシーンで

うっかりお客さんのケータイが

鳴っちゃった事があったそうです。

 

そして、

みんな思ったそうです。

(あぁ…終わったな…)

 

と、思ったら立川談志さんは

「おまえさん、電話だよ」

と、とっさに言ったそうです。

 

これすごいですよね?

もちろんお客さんに

電話がかかってくるなんて

完全なハプニングなんです。

 

しかし、

見事に対応した

立川談志さんはやはり異能です。

 

はい。とまぁそういうわけですが

 

なにゆえ立川談志さんが

とっさに対応できたのか?

ということですが、

たぶん、前もって予測できたんじゃないかな?

 

と、思います。

 

だって何十回何百回と何千回と

数えきれないほどお話しされてたわけですから

事前に準備できてたんだと思います。

 

だから、

つまりはそういうことです。