BBQの大事な話

こんにちは。所長です。

 

6/4はBBQ当日でした。

いやはや大変でしたが、

無事に終わってよかったです。

 

ボーリングではなく、カラオケでもなく、

あえてのBBQ

 

もちろん意図があってのBBQ

 

BBQはレストランなどの飲食店や

ボーリング、カラオケなどの

お金払って楽しむ所と違って

自分で手を動かさなければ何も始まらない

 

なんなら荷物を持たされて

山道坂道を歩かされて

火を起こさないといけないし、

うちわであおげとか言われるし、

お肉は自分たちで焼かなきゃいけないし、

暑いし、虫はくるし、

お肉はちょっとコゲたり

野菜は生焼けだったり

 

もうここだけ聞いたら最悪。笑

 

しかも

BBQが終わった後で

ピーマン食べれんかったって

言ってた人がいました。

 

どうですか?

わざわざ大変な思いをして

服も臭くなって髪も臭くなって

好きなピーマン食べれなかった。

 

かわいそうですか?

 

僕はそう思いません。

 

ピーマンが食いたきゃ

ピーマン食わせろって

言わなきゃダメ。

 

僕は知ってました。

見えてました。

 

さみしいそうな顔で

お皿とお箸を握りしめてました。

だからなに?

察して助けろってこと?

 

僕はそんなことしません。

 

障害者相手に厳しいと思いますか?

 

僕はそう思いません。

 

だって出来るじゃん

いや、むしろ出来なきゃ困るじゃん

 

福祉サービスは困った顔して立ってても

誰も何もしてくれない。

 

困った!助けて!

あれやだ!これやだ!って言わなきゃ

誰も何もしてくれないのが

福祉サービスだから。

 

ほんと言わせてもらいますが、

さみしそうな顔して立ってれば

誰かが助けてくれたっていう

過去の悪い成功体験が、

「ピーマン食べる?」

って誰も聞いてくれない現実を作ったわけで。

だって前は誰かがなんとかしてくれたんだもん。

って今回だってそう思っちゃうよ。普通。

 

誰かに依存しなきゃピーマンを

ゲットできないようにしたのは

 

誰?まじで。よくないよ。

 

地域活動支援センターは

地域社会で自分らしく、

楽しく生活するための施設だから

 

職員は店員さんじゃないし、

施設はお店じゃないのよ。

 

自分の手を動かして、

自分の言葉で話して、

自分の頭で考えなきゃ

なんにもならん

 

スマイルをこれから定期的に

利用してもらうためには、

これから楽しんでもらうためには、

自分の事は自分でする。

出来なきゃ人に頼む。

 

これがうちの基本ルールということを、

体験の中で学んでもらいたい。

感じてもらいたい。

それにピッタリなのがBBQなんです。

 

「楽しかった!」

って言ってた人は何かしら参加してました。

火をおこしたりうちわであおいだり

他の人にも虫よけスプレーしてあげたり

お肉焼いたり炭を片付けたり

洗い物したり

 

自分で考えて

自分で何かしらやってました。

それがうちの施設で体験できる

「楽しい」です。

 

次回はビュッフェです

そこでも、さみしそうに立っていたら

本当になんにもならない。

 

食べたいものは食べたい!

そう言わなきゃはじまらない

 

今からできなくてもいい

だけど、出来るようにならなきゃ