勝ち組と負け組の僕の好きな話

こんにちは。所長です。

 

勝ち組と負け組の話はいろいろあって、

その中でも僕が好きなやつを2つ紹介します。

 

1つ目は運で勝負が決まるという話です。

 

行動経済学の研究で、

人口100万人の都市を想定した空想上の実験で

勝ち組と負け組が生まれる

メカニズムを解き明かしたものです。

 

100万人にはそれぞれの

ステータス(初期値)が振り分けられて、

それぞれ資産や体力、外見などが

ランダムに与えられます。

そしてそれぞれのライフイベントを

年齢と共に消化していきます。

ポジティブなイベントでは資産がプラスになり、

ネガティブなイベントではマイナスに。

 

そのプラス幅やマイナス幅は

個人の持ったステータスによって上下します。

 

例えば、

交通事故にあったが体力のステータスが高いと

マイナス幅が小さかったり、

資産が高いと高学歴になった時の

プラスが大きかったり。

 

そんな感じでライフイベントは

あくまで運で発生するが、

そのあとは元々のステータスによって

変動幅に違いを持たせています。

 

その結果、

 

人生において最も成功する人は

「運」が良い人でした。

 

余談ですが、

経営の神様 松下幸之助さんは

採用面接のときに

「あなたは運がいいですか?」

と、必ず聞いたそうです。

そして運が悪いといった人は

どんなに優秀でも不採用。

 

これって実はすごく

理にかなってたんだなぁと思います。

 

また、こんな実験もあって

面白いことで有名な社会実験です。

運が良いと思っている人100人と

運が悪いと思っている人100人を

競争させます。

 

競技は新聞の写真が何枚あるかを

早く正確に数える競争です。

 

これをやると絶対に

運が良いと思っているチームが勝つそうです。

もう絶対らしいです。

運が悪いチームが勝つことはほぼない。

 

タネ明かしをすると新聞の1ページ目に

「もう数えなくていいです。答えは10枚です」

と、書いてあるそうです。

 

運が良いと思っている人は本当に

運が良いのではなく

「運が良いと思い込んでいる人」で、

幸運に気づきやすいだけの普通の人です。

 

だから、

人生においてポジティブなことを見つけやすく、

成功の秘訣や自分にとって重要な事を発見しやすいんです。

 

つまり、勝ち組とは「運が良い人」と、

「運が良いと思い込んでいる人」

そう言えると思います。

 

ちなみに僕は運がいいし、

運がいいと思い込んでいます。

 

思った以上に長くなったので、

勝ち組と負け組の僕の好きな話の

続きはまたの機会にしようと思います。

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コメント: 2
  • #1

    新井美保子 (日曜日, 04 6月 2023 09:46)

    へぇー面白い話です。
    実は自分は運が良いって思っている人間と思ってます。
    が。
    新聞の写真の実験だと
    答えが1面に載っていても
    「いやいや、かましかもしれない」って「念のため数えるか」となりますね。
    じゃあ自分は運が良いって思い込もうってしてる人間って事かもですね~�
    いや。面白いな。

  • #2

    新井美保子 (日曜日, 04 6月 2023 10:27)

    つまり、一ページの事をかましかもって時点でネガティブが働いたんですね~。