おとな食堂の建付け(仕組み)のお話

こんにちは。所長です。

 

おとな食堂の進み具合を整理する前に、

この活動がどういった建付けになっているのか?

どういう仕組みで回していくのかを説明しておこうと思います。

 

まずはその前に補助金の流れについて。

 

うちは地域活動支援センターなので利用者が

1日に1人来てくれると、

補助金が3,800円もらえる仕組みです。

 

1人なら3,800円

10人なら38,000円

20人なら76,000円

 

こんな風に倍々ゲームで増えていきます。

 

おとな食堂の利用者が1回で10人来てくれれば

38,000円となります。

 

そこから、人件費と場所代を引いた金額がうちの取り分になります。

人件費は5千円×2人で1万円

場所代は500円?とかだったと思うので、

1万500円を引いた金額

 

つまり、27,500円になります。

 

当然のことですが、人件費と場所代は何人きても変わらないので、

利用者が1人だったら赤字で全然ダメ。

3人とかだったら準備片付けを考えるとやらない方がいいってなっちゃう。

 

しかし10人以上集まれば大幅黒字になるので、そこを目指しています。

一般的なこども食堂との違いは割とこの辺かなと思っています。

 

うちのは運営法人・従業員・利用者の3者にそれぞれに

金銭的なメリットがある建付けにしてあります。

 

善意で始めたこども食堂の活動は残念ながら

その多くが1年以内に終了するらしいです。

 

利用者が少ないからではなくて、実はその逆。

利用者が多すぎてお金が足りなくなる。

 

まーたこいつ金の話してるわ~って思った方もいるでしょう。

はい!金の話です!!!

 

だって金が尽きると支援が尽きるし夢も尽きるじゃないですか。

 

それに一番罪なのは、お金のある限り頑張って支援して

お金がつきたとか疲れた。みたいな理由でやめちゃうことだと思います。

 

善意を受け取った人たちは普通は次も期待するし

それが普通になるわけで、無くなったら不幸に感じますよね。

 

でも、途中で投げ出した(イヤな言い方です。すみません)人たちはどうですか?

すんごい満足感でいっぱいじゃないですか?

 

やりきった!とか、

お金がない中でも、できる限りやった!とか、

 

そういうのが一番よくない。

 

続けるには金がいるんです。

だから、どうやって金を生み出し続けるのか?

 

その建付けがしっかりしていれば活動を続けられるし

支援を続けられるんです。

 

さて、そんなおとな食堂の活動をしているのは

特定非営利活動法人 スマイル中山です。

 

普段はフリースペース・スマイル中山で

地域活動支援センターを運営しています。

 

こんな感じでブログを書いてくれたり

SNSやチラシを書いてくれたり、宣伝をしてくれると嬉しいです。

利用者になって宣伝をしたいよ!っていう方は

1時間200円の工賃がでます。

 

一般的な就労継続支援B型事業所の平均ぐらいはもらえるので

興味ある方、やってみたい方、はじめて宣伝活動をやってみたい方は

ぜひうちではじめましょう!